インフラエンジニアのリモートワーク実態|フルリモート可能な職場の見つけ方

インフラエンジニアとして働く中で「リモートワークはできるのか?」「在宅勤務可能な職場はあるのか?」と疑問に思う方は多いでしょう。結論から言えば、インフラエンジニアのリモートワーク実現率は36.6%と、IT業界の中では比較的高い水準にあります。
クラウド化の進展により、物理的なサーバールームやデータセンターでの作業が減少し、自宅からでもインフラの運用・監視・構築が可能になりました。しかし、すべての業務がリモート化できるわけではありません。フルリモートを実現するには、業務内容の選択、必要なスキルの習得、そして適切な職場選びが重要です。
この記事では、インフラエンジニアのリモートワーク実態を最新データとともに解説し、フルリモート可能な業務の種類、メリット・デメリット、必要なスキル、そして実際にフルリモート職場を見つける具体的な方法まで、実践的な情報を網羅的に紹介します。
インフラエンジニアのリモートワーク実態データ
インフラエンジニアのリモートワーク実態を正確に把握することは、今後のキャリアプランを考える上で重要です。ここでは、最新の業界データとクラウド化の影響を詳しく見ていきます。
– [リモートワーク可能な割合と業界動向](#リモートワーク可能な割合と業界動向) – [クラウド化がもたらした働き方の変化](#クラウド化がもたらした働き方の変化)
リモートワーク可能な割合と業界動向
2024年の調査によると、インフラエンジニアの36.6%がリモートワークを実施しており、これはIT業界全体の中でも比較的高い水準です。開発エンジニア(45.2%)やWebデザイナー(42.8%)と比較するとやや低いものの、プロジェクトマネージャー(28.3%)やネットワークエンジニア(24.7%)を上回っています。
特にクラウドインフラを主業務とする企業では、リモートワーク実施率が60%を超えるケースも珍しくありません。AWS、Azure、GCPなどのパブリッククラウドサービスを活用している企業ほど、在宅勤務の導入が進んでいます。また、SaaS企業やスタートアップでは、フルリモート勤務を前提とした採用活動も活発化しています。
地域別で見ると、東京・大阪などの都市部の企業でリモートワーク導入が進んでおり、地方企業では依然としてオンプレミス環境での業務が主流となっている傾向があります。しかし、フルリモート企業に転職することで、地方在住でも都市部企業の高収入ポジションにアクセスできる時代になっています。
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クラウド化がもたらした働き方の変化
インフラエンジニアの働き方を根本から変えたのが、クラウド化の進展です。従来のオンプレミス環境では、物理サーバーの設置やケーブル配線、ハードウェア障害対応など、データセンターへの出社が不可欠でした。しかし、クラウドインフラでは、これらの作業がすべてWebブラウザやAPIを通じて遠隔操作できるようになりました。
特にIaC(Infrastructure as Code)の普及により、インフラの設計・構築・運用がすべてコードで管理されるようになったことが大きな転換点です。TerraformやAnsibleなどのツールを使えば、自宅からでも本番環境のインフラを構築・変更できます。また、CloudWatchやDatadogなどの監視ツールにより、24時間365日のシステム監視も在宅で対応可能になりました。
新型コロナウイルスの影響もあり、2020年以降、多くの企業がクラウド移行を加速させました。これにより、従来は「出社必須」だったインフラエンジニアの職場でも、リモートワーク体制の整備が急速に進んでいます。今後も、この流れは継続すると予測されています。
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フルリモート可能な業務と難しい業務
インフラエンジニアの業務内容によって、リモートワークの実現可能性は大きく異なります。ここでは、在宅勤務できる業務とできない業務を具体的に解説します。
– [リモートワークできる業務の種類](#リモートワークできる業務の種類) – [オンプレミス環境で難しい業務](#オンプレミス環境で難しい業務)
リモートワークできる業務の種類
クラウドベースのインフラ業務は、基本的にリモートワークと相性が良く、フルリモートでも十分に対応可能です。主に以下のような業務が該当します。
– [クラウドインフラの運用・監視](#クラウドインフラの運用監視) – [インフラ設計・構築業務](#インフラ設計構築業務)
クラウドインフラの運用・監視
AWS、Azure、GCPなどのパブリッククラウド環境における運用・監視業務は、リモートワークに最も適しています。管理コンソールやCLIツールを使用すれば、インターネット接続さえあれば世界中どこからでも操作可能です。CloudWatch、Azure Monitor、Stackdriverなどの監視ツールを活用すれば、システムの稼働状況をリアルタイムで確認でき、アラート対応も在宅から即座に行えます。また、ログ分析やパフォーマンスチューニングなども、すべてリモート環境で完結します。
インフラ設計・構築業務
Terraform、CloudFormation、Ansibleなどのツールを使用したIaC(Infrastructure as Code)による設計・構築業務も、完全にリモート対応可能です。コードレビューはGitHubやGitLab上で実施でき、CI/CDパイプラインを構築すれば自動デプロイも実現できます。クラウドアーキテクチャの設計図作成やドキュメント整備も、オンラインツールを活用すればチームでの共同作業がスムーズに進みます。
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オンプレミス環境で難しい業務
一方で、物理的な機器を扱う業務はリモートワークが困難です。データセンターでのサーバーラッキング作業、ケーブル配線、ハードウェアの交換・増設などは、現地での作業が必須となります。また、オンプレミス環境のネットワーク機器(スイッチ、ルーター、ファイアウォール)の初期設定や物理的な障害対応も出社が必要です。セキュリティポリシーが厳格な企業では、機密情報を扱う作業を社内ネットワークからのみ許可している場合もあります。このため、オンプレミス中心の企業では、週2〜3日の出社が求められるハイブリッド勤務が一般的です。
インフラエンジニアのリモートワークのメリット
リモートワークには、インフラエンジニアならではの多くのメリットがあります。ワークライフバランスの向上だけでなく、キャリアの選択肢も大きく広がります。
– [通勤時間削減と柔軟な働き方](#通勤時間削減と柔軟な働き方) – [集中できる環境での作業効率向上](#集中できる環境での作業効率向上) – [全国の求人にアクセス可能](#全国の求人にアクセス可能)
通勤時間削減と柔軟な働き方
リモートワークの最大のメリットは、通勤時間がゼロになることです。都市部では片道1時間以上かけて通勤する人も多く、往復で1日2〜3時間を移動に費やしています。この時間を家族との時間、趣味、スキルアップの勉強に充てることができます。
また、インフラエンジニアは障害対応などで深夜・早朝の作業が発生することがありますが、リモートワークなら自宅からすぐに対応できます。真夜中に呼び出されて会社に向かう必要がなく、アラート通知を受けたらすぐにPCを開いて対応できるため、精神的・身体的負担が大幅に軽減されます。子育て中のエンジニアにとっては、保育園の送迎時間を調整しやすいのも大きな利点です。
集中できる環境での作業効率向上
オフィスでは、同僚からの突発的な質問や周囲の雑音で集中が途切れることがあります。特にインフラの設計やトラブルシューティングなど、深い思考が必要な作業では、静かな自宅環境の方が効率的に進められます。
また、オープンオフィスの騒音やエアコンの温度調整といったストレスから解放され、自分が最も生産性を発揮できる環境を自由に整えられます。集中力が高まる時間帯に合わせて作業スケジュールを組むこともでき、結果として業務の質と速度が向上します。モニター配置やデスクの高さなど、自分に最適なワークスペースを作れることも、長時間作業する上で重要なメリットです。
全国の求人にアクセス可能
フルリモート勤務であれば、物理的な居住地に制約されず、全国(場合によっては海外)の企業に応募できます。東京の高収入ポジションに、地方在住のまま就職することも可能です。実際、福岡や札幌に住みながら東京のSaaS企業でフルリモート勤務しているインフラエンジニアも増えています。
地方在住者にとっては、生活費を抑えながら都市部と同水準の給与を得られる大きなチャンスです。また、家族の事情で特定の地域に住む必要がある場合でも、キャリアの選択肢が狭まらないことは大きな安心材料となります。リモートワーク求人は今後さらに増加すると予測されており、地理的制約のないキャリア形成が現実のものとなっています。
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インフラエンジニアのリモートワークのデメリット
リモートワークには多くのメリットがある一方で、特有の課題も存在します。これらのデメリットを事前に理解し、対策を講じることが成功の鍵となります。
– [コミュニケーションの難しさ](#コミュニケーションの難しさ) – [セキュリティ対策の厳格化](#セキュリティ対策の厳格化) – [自己管理とモチベーション維持の課題](#自己管理とモチベーション維持の課題)
コミュニケーションの難しさ
リモートワークでは、対面でのコミュニケーション機会が減少するため、情報共有や意思疎通に課題が生じやすくなります。オフィスでは雑談の中から重要な情報を得ることもありますが、リモート環境では意識的にコミュニケーションを取らないと孤立してしまいます。
特にインフラエンジニアの場合、障害対応時の緊急コミュニケーションや、複数部署との調整が必要なプロジェクトでは、テキストベースのやり取りだけでは意図が正確に伝わらないこともあります。また、新人エンジニアにとっては、先輩の画面を直接見ながら学ぶ機会が減るため、スキル習得のスピードが遅くなる可能性があります。Slack、Teams、Zoomなどのツールを使いこなし、定期的なオンラインミーティングやペアワークの機会を設けることが重要です。
セキュリティ対策の厳格化
インフラエンジニアは機密性の高いシステムやデータにアクセスするため、リモートワーク時のセキュリティ対策が非常に厳格になります。VPN接続の義務化、多要素認証の導入、自宅ネットワークのセキュリティ基準など、様々な制約が課せられることがあります。
企業によっては、カフェや公共スペースでの作業を禁止している場合もあり、作業場所の柔軟性が制限されます。また、業務用PCの持ち出し制限や、会社支給のセキュアなネットワーク機器の設置が必要になるケースもあります。本番環境へのアクセスが社内ネットワークからのみ許可されている企業では、完全なフルリモートが実現できず、週に数日の出社が必要になることもあります。
自己管理とモチベーション維持の課題
リモートワークでは、自分で時間を管理し、自律的に業務を進める能力が求められます。オフィスのように周囲の目がないため、つい業務時間中にプライベートなことをしてしまったり、逆に仕事とプライベートの境界が曖昧になって過労になったりするリスクがあります。
特に一人暮らしのエンジニアは、誰とも会話せずに1日が終わることもあり、孤独感や孤立感を感じやすくなります。また、自宅という閉鎖的な環境で長時間作業することで、運動不足や生活リズムの乱れといった健康面での問題も生じやすくなります。定時でのログアウトルールの徹底や、定期的な休憩時間の確保、オンライン上でのチーム交流など、意識的なセルフマネジメントが必要です。
リモートワークに必要なスキルと環境
フルリモートのインフラエンジニアとして活躍するには、技術スキルだけでなく、コミュニケーション能力や適切な作業環境の整備が不可欠です。
– [クラウド技術の習得](#クラウド技術の習得) – [コミュニケーションツールの活用](#コミュニケーションツールの活用) – [自宅の作業環境整備](#自宅の作業環境整備)
クラウド技術の習得
リモートワークを前提とするなら、クラウド技術の習得は必須です。AWS、Azure、GCPのいずれか(できれば複数)を実務レベルで扱えることが求められます。特にEC2、RDS、S3などの基本サービスに加え、VPC設計やセキュリティグループの設定など、ネットワーク周りの知識が重要です。
さらに、TerraformやAnsibleといったIaCツールのスキルがあれば、リモート環境でも効率的にインフラを構築・管理できます。コード化されたインフラは、GitHubなどでバージョン管理でき、チームでのレビューも容易になります。また、DockerやKubernetesのコンテナ技術、CI/CDパイプラインの構築経験があれば、フルリモート求人での採用確率が大幅に高まります。クラウド認定資格(AWS Certified Solutions Architect、Azure Administratorなど)を取得しておくと、転職活動でのアピール材料になります。
【関連記事】:インフラエンジニアに必要な資格11選|未経験からの取得順序を完全ガイド
コミュニケーションツールの活用
リモートワークでは、Slack、Microsoft Teams、Chatworkなどのチャットツールを使いこなすことが前提となります。単なるメッセージのやり取りだけでなく、スレッド機能を使った議論の整理や、チャンネルを活用した情報の分類など、効率的なコミュニケーション技術が求められます。
また、Zoom、Google Meetなどのビデオ会議ツールでのオンライン会議スキルも重要です。画面共有しながらの説明や、トラブルシューティング時の状況共有など、リモートならではのコミュニケーション方法に慣れる必要があります。さらに、Confluence、Notion、Google Docsなどのドキュメント作成ツールを使い、作業手順や設定内容を明確に文書化する能力も欠かせません。対面での口頭説明ができない分、わかりやすいドキュメントを書くスキルが評価されます。
自宅の作業環境整備
快適なリモートワークには、適切なハードウェア環境が必要です。業務用PCは企業から支給されることが多いですが、デュアルモニター(できればトリプルモニター)環境を整えることで作業効率が大幅に向上します。多くのフルリモート企業では、モニター購入補助や在宅勤務手当が支給されます。
ネットワーク環境も重要で、光回線など安定した高速インターネット接続が必須です。VPN接続やリモートデスクトップを使用する際、回線速度が遅いとストレスになります。また、企業のセキュリティポリシーによっては、ルーターのファームウェア更新やファイアウォール設定など、自宅ネットワークのセキュリティ強化が求められる場合もあります。長時間のデスクワークに耐えられる椅子や昇降デスクなど、健康面への配慮も重要です。
フルリモート可能な職場の見つけ方
フルリモートのインフラエンジニア職を効率的に見つけるには、適切な求人サイトの活用と企業選びのポイントを押さえることが重要です。
– [リモートワーク求人に強い転職サイト](#リモートワーク求人に強い転職サイト) – [フルリモート可能な企業の特徴](#フルリモート可能な企業の特徴) – [面接で確認すべきポイント](#面接で確認すべきポイント)
リモートワーク求人に強い転職サイト
リモートワーク求人を探すなら、IT業界に特化した転職サイトの利用が効果的です。Greenは、スタートアップやベンチャー企業のリモート求人が豊富で、企業のカルチャーや働き方が詳しく掲載されています。検索条件で「フルリモート可」を選択できるため、効率的に絞り込めます。
レバテックキャリアは、エージェントが間に入るため、リモート勤務の実態や出社頻度などの詳細情報を事前に確認できます。給与交渉もサポートしてくれるため、初めての転職でも安心です。paizaは、スキルチェックを通じて実力を証明できるプラットフォームで、高スキルエンジニア向けのフルリモート求人が多数掲載されています。また、企業の採用ページを直接チェックし、「採用情報」から直接応募する方法も有効です。特にSaaS企業やクラウドサービス企業は、自社サイトでリモート勤務を明示していることが多いです。
【関連記事】:未経験からインフラエンジニアへの転職完全ロードマップ|成功率を高める5ステップ
フルリモート可能な企業の特徴
フルリモートを実現しやすい企業には、いくつかの共通した特徴があります。SaaS企業(Salesforce、Sansan、freeeなど)は、自社製品がクラウドベースであるため、業務もリモート前提で設計されています。エンジニア組織が地理的に分散していることが多く、リモートワーク文化が根付いています。
クラウド専業のインフラ企業や、クラウドマイグレーション支援を行うコンサルティング企業も、フルリモート勤務を導入している傾向が強いです。また、創業間もないスタートアップは、オフィスコストを抑えるためにフルリモート体制を採用していることが多く、柔軟な働き方が可能です。逆に、大手SI企業や金融系システムを扱う企業は、セキュリティポリシーが厳格で、オンプレミス環境の管理も多いため、完全リモートは難しい傾向があります。
面接で確認すべきポイント
求人票に「リモートワーク可」と記載されていても、実際の運用状況は企業によって異なります。面接では、週に何日リモートワークできるのか、完全フルリモートか、それとも月に数回の出社が必要かを具体的に確認しましょう。また、緊急時やプロジェクトの重要局面での出社要請の有無も重要です。
評価制度についても質問すべきです。リモートワークでは成果が見えにくいため、どのような基準で評価されるのか、KPIや目標設定がどう行われるのかを確認します。コミュニケーション方法も重要で、日々のやり取りはSlackなのか、定例ミーティングの頻度はどのくらいか、1on1の実施状況なども聞いておくと安心です。また、リモートワーク手当やモニター購入補助などの福利厚生についても確認しておきましょう。
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リモートワークを成功させるポイント
リモートワークを長期的に成功させるには、意識的な習慣づくりと自己管理が欠かせません。ここでは実践的なポイントを紹介します。
– [積極的なコミュニケーション](#積極的なコミュニケーション) – [自己管理と時間管理](#自己管理と時間管理) – [継続的なスキルアップ](#継続的なスキルアップ)
積極的なコミュニケーション
リモートワークでは、「報連相(報告・連絡・相談)」を意識的に行うことが成功の鍵です。対面では自然に得られていた情報も、リモート環境では自分から発信しないと伝わりません。作業開始時にSlackで「今日のタスク」を共有し、終業時には進捗を報告する習慣をつけましょう。
トラブル発生時や判断に迷った際は、一人で抱え込まずに早めに相談することが重要です。チャットで簡単に済ませるのではなく、複雑な内容はビデオ通話で画面共有しながら説明すると、誤解を防げます。また、雑談チャンネルやオンラインランチ会など、業務外のコミュニケーション機会も大切にしましょう。チームとのつながりを感じることで、孤立感が軽減され、モチベーション維持にもつながります。
自己管理と時間管理
リモートワークでは、自分でスケジュールを管理し、メリハリをつけて働くことが重要です。始業・終業時刻を決めて守り、ダラダラと仕事を続けない習慣をつけましょう。ToDoリストやタスク管理ツール(Trello、Asana、Notionなど)を活用し、1日のタスクを可視化することで、効率的に業務を進められます。
また、1時間ごとに5分程度の休憩を取り、ストレッチや目の休憩をすることで、長時間作業による疲労を軽減できます。ポモドーロ・テクニック(25分集中+5分休憩)などの時間管理手法も有効です。仕事とプライベートの境界を明確にするため、作業スペースを分ける、業務終了後はPCを閉じるなど、オンオフの切り替えルールを自分なりに設定しましょう。
継続的なスキルアップ
リモートワーク環境では、先輩エンジニアの仕事を間近で見る機会が減るため、意識的に学習時間を確保することが重要です。通勤時間がなくなった分、その時間をオンライン学習やドキュメント読解に充てることで、スキルアップを加速できます。
AWS、Azure、GCPの公式ドキュメントやハンズオンラボを活用し、最新のクラウド技術をキャッチアップしましょう。Udemyやドットインストールなどのオンライン学習サービスも有効です。また、クラウド認定資格の取得を目指すことで、体系的に知識を整理できます。エンジニアコミュニティ(勉強会、Slack、Discord)に参加することで、最新のトレンドや実務のベストプラクティスを学ぶことができ、同じリモートワーカーとのつながりも生まれます。
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まとめ:インフラエンジニアのリモートワークを実現するために
インフラエンジニアのリモートワーク実現率は36.6%と、クラウド化の進展により着実に増加しています。フルリモート勤務は、通勤時間の削減、柔軟な働き方、全国の求人へのアクセスといった大きなメリットをもたらす一方で、コミュニケーションの難しさやセキュリティ対策の厳格化、自己管理の課題といったデメリットも存在します。
リモートワークを実現するには、まずクラウド技術(AWS、Azure、GCP)とIaCツール(Terraform、Ansible)のスキルを習得し、リモート業務に対応できる技術力を身につけることが第一歩です。次に、Green、レバテックキャリア、paizaなどの転職サイトを活用し、SaaS企業やクラウド専業企業などフルリモート文化が根付いている企業を選びましょう。面接では、リモート勤務の実態、出社頻度、評価制度などを具体的に確認することが重要です。
そして、リモートワークを成功させるには、積極的なコミュニケーション、厳格な自己管理と時間管理、継続的なスキルアップという3つの習慣が欠かせません。報連相を意識的に行い、タスク管理ツールで業務を可視化し、通勤時間がなくなった分を学習に充てることで、リモート環境でも高いパフォーマンスを発揮できます。
クラウド化の波は今後さらに加速し、リモートワーク可能なインフラエンジニア職も増え続けるでしょう。この記事で紹介した情報を参考に、自分に合ったフルリモート職場を見つけ、理想的なワークライフバランスを実現してください。リモートワークは、単なる働き方の選択肢ではなく、インフラエンジニアのキャリアの可能性を大きく広げる重要な要素となっています。
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