株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ

基本情報

資本金:

87億3,962万円

従業員数:

688

創立年月日:

1952年11月26日(創業日)

本社所在地:

東浜町1番地

会社の特徴

株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ(以下、OTC)は、 日本の産業界、ひいては世界の最先端技術を支える『高純度スポンジチタン』の製造において、 世界トップクラスのシェアを誇るリーディングカンパニーです。その確固たる地位は、長年にわたる技術革新と、揺るぎない経営基盤によって築かれてきました。 主要事業:スポンジチタン、チタンインゴット、チタン製品、高機能材料(高純度チタン、チタン粉末等)の製造・販売 ──────────── 【企業の歴史と進化】 ──────────── OTCの歴史は、1937年に大阪特殊製鉄所として設立されたことに遡ります。 戦後の復興期、日本の産業を支える素材の重要性が高まる中、1952年には大阪チタニウム製造株式会社へと商号を変更し、 『日本初のチタン試験工場』を完成させました。そして1954年、本格的なチタン工場が稼働を開始。 この時から、OTCは日本のチタン産業のパイオニアとしての道を歩み始めました。 その後も、同社は時代のニーズに応え、常に技術革新に挑み続けます。 事業領域を広げ、2002年には東京証券取引所二部へ上場を果たします。 そして2005年には、現在の『東京証券取引所プライム市場(当時は東証一部)』への上場を達成。 これは、OTCの事業の安定性、成長性、そして社会的な信頼性が高く評価された証と言えるでしょう。 2007年には現在の商号である株式会社大阪チタニウムテクノロジーズへと変更し、技術を追求する企業姿勢を明確にしています。 ──────────── 【確固たる経営基盤】 ──────────── OTCの経営基盤は極めて強固です。 2005年より『東京証券取引所プライム市場』に上場している企業です。 これは、厳しい上場基準を満たし、透明性の高い経営と持続的な成長が見込まれる企業として市場から認められている証であり、 株主だけでなく、従業員にとっても『安心感と将来性』を担保する重要な要素となります。 ──────────────────────── 【世界に誇る主力製品「スポンジチタン」】 ──────────────────────── OTCの事業の根幹をなすのが、チタン製品の基礎となる『スポンジチタン』の製造・販売です。 高い純度と品質を誇るスポンジチタンを製造しており、 『世界でも限られた企業しか生産できない希少な素材』として、その技術力は高く評価されています。 ──────────── 【選ばれ続ける理由】 ──────────── OTCのスポンジチタンが世界中の顧客から選ばれ続けるのには、明確な理由があります。 『長年の技術蓄積と安定供給』: 1954年のチタン工場稼働以来、OTCは長年にわたる経験と技術の蓄積を重ねてきました。 この確かな技術力に裏打ちされた安定した生産体制により、高品質な製品を世界中の顧客へ途切れることなく供給できる体制が評価されています。 『多様な用途で社会貢献』: スポンジチタンは、その優れた特性から多岐にわたる産業分野で活用され、社会の発展に不可欠な素材となっています。 航空機: 非常に軽量でありながら高強度を誇るため、機体の軽量化による燃費向上や、 エンジン部品の耐久性向上に貢献し、航空の安全性と効率性を高めています。 自動車/バイク: 軽量化による燃費改善や排ガス規制対応など、環境負荷低減に寄与しています。 『LNGプラント・海水淡水化プラント』: 塩水や化学物質に対する優れた耐食性を持つため、過酷な環境下で使用される設備の長寿命化に貢献し、エネルギー供給や水資源確保の安定に役立っています。 半導体・デジタル家電: 高機能化が進むこれらの分野では、精密な部品にチタンが不可欠であり、最先端技術を支える素材として活用されています。 『医療機器』: 生体適合性に優れているため、人工関節、インプラント、歯科材料など、 人体に直接触れる医療機器に幅広く利用され、人々の健康とQOL(生活の質)向上に貢献しています。 レジャー・スポーツ用品: 軽量で丈夫な特性を活かし、ゴルフクラブ、自転車フレーム、釣り具など、様々なレジャー・スポーツ用品の性能向上にも貢献しています。 このように、OTCのスポンジチタンは、単なる素材に留まらず、私たちの安全で豊かな生活、そして未来の産業を形作る上で『欠かせない存在』となっているのです。